一枚 ・ 一枚 ココロを込めて視覚障がい者が作業を行います |
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点字名刺プロジェクトのホームページへ
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ココロスキップ施設長 大政マミ
点字名刺プロジェクトを立ち上げたのが2007年9月頃でしたので、
気がつけば10年もの歳月が流れようとしております。
25歳で会社を設立し、26歳で点字名刺プロジェクトを立ち上げたものの、
二週間ほど注文がない状況が続いてしまいました。
「やっぱり駄目だったか・・・」 と諦めた時、
ある建設会社の従業員の方から1セットのご注文メールを頂く事となりました。
「理解していただけるお客様が現れた!」
感動のあまり、思わず涙を流してした事を昨日の事のように覚えています。
視覚障がい者のお仕事といえば、鍼・灸・マッサージを思い浮かびます。
しかし、このお仕事はセンスが伴いますので、働きたくても働けない方が
多く存在するのも事実です。
ハローワークへ行っても、視覚障がい者向けのお仕事そのものがありませんので、
働く意欲があったとしても、働けないのが実情なのです。
そこで、「障害そのものを ”マイナス” ではなく ”プラス” に変えるものはないだろうか?視覚障がい者の方が働くからこそ、価値が生まれるものを」
このような気持ちで始めたのが点字名刺プロジェクトでした。
今から10年前のチャレンジです。
〇お客様が点字名刺をご利用する事でお仕事に対する有益性
〇視覚障がい者の方が働く事による社会参加
〇点字の普及
〇障がい者の方が働く事による社会保障費の削減
2020年、東京でオリンピック・パラリンピックが開催されますので、それまでの間に日本で普及をさせ、「日本の文化として点字名刺を普及させられれば」日本の素晴らしさを世界にアピールしたいです。
そして、2016年から点字シールを販売する事になりました。
視覚障がい者が、一枚、一枚、手打ちで点字を刻印しております。そして、その作業の見守り業務や検品作業。梱包業務などを、精神障がい者や知的障がい者が行っております。みんなで力をあわせ、作業に取り組んでおります。
「障がい者が幸せに働ける環境を作っていく!」
「障がい者の所得を上げていく!」
ココロスキップはこの理念を掲げて運営しております。
お仕事の機会を作って頂き、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
就労継続支援B型事業所(福祉作業所)
ココロスキップ施設長 大政マミ |
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